いろんな角度からの世界史 [本]
最近、世界史をしっかり辿り直したいと思っている。
で、以下の本を物色中・・・
正面、側面、裏側、いろいろ有るけど、読んでて面白くないと続かないしなー
で、以下の本を物色中・・・
正面、側面、裏側、いろいろ有るけど、読んでて面白くないと続かないしなー
タグ:世界史
シュリーマン旅行記 [本]
へー、この人、日本に来てたんだって思った人の旅行記を見つけたので買ってみた。
シュリーマンがトロイアの遺跡を見つける6年前に、ちょうどアヘン戦争後の清と、
去年話題の「篤姫」の時代、14代家茂の頃の日本だそうです。
短いのでさらっと読めました。江戸末期の風俗も出ていて面白く、シュリーマンも
ちょっとした食事代とかに、高い云々とか、結構素直な記述もみられる、あっさりした旅行記ですね。
今の日本が西洋からの「文化・文明」というものに染まっていって、
人々の「常識」そのものが変わる前の、歴史の断片を垣間見れます。
シュリーマン旅行記清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))
- 作者: H.シュリーマン
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/04
- メディア: 文庫
シュリーマンがトロイアの遺跡を見つける6年前に、ちょうどアヘン戦争後の清と、
去年話題の「篤姫」の時代、14代家茂の頃の日本だそうです。
短いのでさらっと読めました。江戸末期の風俗も出ていて面白く、シュリーマンも
ちょっとした食事代とかに、高い云々とか、結構素直な記述もみられる、あっさりした旅行記ですね。
今の日本が西洋からの「文化・文明」というものに染まっていって、
人々の「常識」そのものが変わる前の、歴史の断片を垣間見れます。
続・生々しい本(再開) [本]
頼まれて購入 [本]
頼まれたので、買った。
なんか趣味で調べて、好きに解釈して書いたような微妙な本ばかりだけど・・・
下手に書くのなら、いっそ小説にしてしまった方が良いとは思う。
奈良平安時代ってのは、ある意味好き勝手に解釈できるので、空想するには楽しいかもな。
なんか趣味で調べて、好きに解釈して書いたような微妙な本ばかりだけど・・・
下手に書くのなら、いっそ小説にしてしまった方が良いとは思う。
奈良平安時代ってのは、ある意味好き勝手に解釈できるので、空想するには楽しいかもな。
熊野三山・七つの謎―日本人の死生観の源流を探る (ノン・ポシェット)
- 作者: 高野 澄
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 文庫
源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820) (朝日選書)
- 作者: 山本 淳子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/04/10
- メディア: 単行本
続・生々しい本 [本]
生々しい本 [本]
この本を、二週間ぐらい前から、電車の中とか外でご飯を食べている時とかに
ゆっくり読んでいた。びっしり文字で埋まり、単行本サイズだけど厚い本なので時間がかかった。
さらに内容が・・・濃い。いや、濃いのではない、なんというか、おどろおどろしいのか。
これが、小説、怪談とかホラーとかなら、すっと流せるのかもしれない。
しかし、現実を写実的に描写している。写真ではないのだが、表現が生々しい、いや生なのだ。
食事中だった時には、読み進めるのを止めたことも何度かあった。
戦場の兵士の現実である。山本七平の本の内容とかを思い出しもした。
先日ふっとテレビをつけたとき、やっていたNHKスペシャル。この本の内容だった。
「戦場 心の傷(1) 兵士はどう戦わされてきたか 」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080914.html (いずれリンク切れになるでしょう)
(再放送 2008年9月16日(火) 深夜 【水曜午前】0時55分~1時54分 総合)
出版された後のイラクの事例も触れられていた。
この本は万人にお勧めできるものではないだろう。でも、大人は読むべき本だろうな。
いや、知っておくべき知識が詰まった本なので、内容を知っておくべきだろう。
人間の本質、心の脆さ、本性、現実、いろいろ詰まっている。
逆に言えば、今の日本が安全な理由のひとつが書かれている本でもあるかもしれない。